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決して近寄ってはいけない世界の湖

カラチャイ湖(ロシア)

世界で最も汚染された場所・・・
カラチャイ湖は近づく事さえしてはいけない湖です。
何故なら1950年代には放射性廃棄物の投棄場所として使用されていました。
60年もの長い年月の間に放射性廃棄物を溜め込んだこの湖は近づく事で生命に致命的なダメージを与え続けます。
もし防護服なしでこのカラチャイ湖に近づくことになればどうなるのでしょうか。
湖の周囲に防護服なしで近づくとおよそ1分程で体の健康が破壊されます。
1時間が経つ頃には致死率はほぼ100%に達すると言われています。
この非常に危険はカラチャイ湖周辺は現在は許可なく立ち入りが出来ない区域となっています。
仮に入れるとしても好んで近づく人がいるとは思えませんが・・・

ボイリング湖(ドミニカ)

ドミニカ共和国のモルヌ・トロワ・ピトン国立公園にあるボイリング湖は水温が90℃以上になる高温の湖なのです。
高温になっているのは火山湖であるという理由ですが中心部はというと沸騰してグツグツと沸いていたり、冷めた状態で人も泳げる温度だったりと様々です。

ナトロン湖(タンザニア)

世界でも悪名高い湖と称されるナトロン湖の水の色は赤色をしており、水温は50℃近くにも達する事もあり湖のph値は10.5と強アルカリの湖でありここで生存する生物は皆無です。
この湖の周囲には誤って近づいた生物の死骸が転がっている他、もし人が湖に触れようものならば大やけどを負ってしまうでしょう。

ホースシュー湖(アメリカ カリフォルニア州)

米カリフォルニア州にあるホースシュー湖は世界で最も死を呼ぶ湖と称され、湖から放出される二酸化炭素濃度の高さが脅威となっています。
湖の周囲何マイルも前から注意看板が多く立てられており湖のほとりに辿り着くころには酸欠で命の保証はありません。

ニオス湖(カメルーン)

ニオス湖は同じカメルーンにあるモノウン湖、コンゴ民主共和国にあるキブ湖と並んで世界で爆発するかもしれない湖のひとつとして考えられています。
爆発すると言っても湖自体が爆発するわけではなく底に溜まっている二酸化炭素のガス層が危険なのです。
1986年にニオス湖ガス事故が起こっており、実際に近隣の村に大きな被害を与えています。
ニオス湖の爆発で二酸化炭素が放出され付近一帯を覆いました。
2000年初頭にカメルーン政府はこのニオス湖の二酸化炭素をガス抜きする装置を設置しガス抜きパイプから二酸化炭素を含む湖水を水面へと循環させるプロジェクトを始動しました。
これによって湖底の二酸化炭素の壁は年々崩れてきていますが未だ余談を許さない状況が続いています。

シャンプレーン湖(アメリカ バーモント州)

米バーモント州にあるシャンプレーン湖は水自体に危険性はありませんがそこに生息している生物が非常に危険なのです。
シャンプレーン湖には何百種類ものナツメウナギが生息しています。
ナツメウナギは生き物に噛みついて獲物の血液を吸い尽くす生き物なのです。

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